■青森ベイブリッジ
青森駅を東西にまたぐ大きな橋で、青森港にかけられた橋長1219m景観も良い橋です。橋脚が青森の頭文字Aの形をしています。
■ねぶたの家 ワ・ラッセ
青森駅を出てすぐ左側に見えます。ここは、一言で言えば青森市が管理する佞武多(ねぶた)の展示施設です。パンフレットには多くの名称が付けてあります。先に書いた「青森市文化観光交流施設」、「ねぶたの家」「ねぶたミュージアム」などなど。
Wikiによると名称公募の中で最優秀賞が「ワ・ラッセ」、優秀賞が「ねぶたの家」のようです。
外観は、写真のように赤茶色の四角いデザインで、遠目ではアクリル板などの屈曲性の高い素材で包まれているように感じましたが、近寄ってみると幅25~30cm、厚さ7~8mm(書いている時の記憶で)のリボン状の鋼板で覆われていて、地下一階地上三階構造となっています。
写真では比較するものがないので小さいイメージですが、手前角のリボンが曲がって少し開いたところ白い柱に入り口が見えます。全体ではかなり巨大です。
■青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸
ここも青森駅を出て、左側に350mほど行ったところにあります。青森、函館間に就航していた青函連絡船の八甲田丸をそのまま船体を海に浮かべて博物館船にした展示施設です。(Wikiペディアからの写真です)
青函ワールドとして昭和20~30年代の青森の暮らしぶりを展示してあり、ジオラマで当時が再現されています。
その後、展示ルートにそっていくと、機械好きの私にとって興味が湧いてくるものが色々と出てきます。途中、当時のグリーン車座席で2時間にも及ぶ解説ビデオが流されていて、しばらく見入っていました。
操舵室のジャイロ(今じゃGPSなど小型になっている)のデカさや船長室など回って見ました。通信室には現在のアマチュア無線のクラブ局がありました。(後で出てくる甲板での動画にアマチュア局の逆Vアンテナが見えます)
下のほうに降りていくと、エンジンには圧倒されたので写真撮りました。
排気ターボチャージャーディーゼル機関8機 全出力12,800PS だそうです。
貨車室には並列4つの線路があって引き込みできるようになっていました。
最後に甲板からの眺望です。
動画の36秒ころに隣りの船の汽笛が鳴ります。音量に注意してください。
なお、展示施設の説明で気づきましたが、緊急時の脱出シューターのこと。
今では飛行機では常識のように毎回説明されていますが、この脱出シューターが最初に開発設置されたのは青函連絡船のようです。意外でしたね。それだけ当時は事故も多く、早く脱出することに着眼されていたものと思われます。
韓国の海難事故は残念です。
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