headAD

2017/09/30

ソーラーパネルとグリッドタイインバータからの出力

前回、小さいソーラーパネルとグリッドタイインバータを、ベランダに設置後半年はうまく発電し、AC側へ供給できていました。(前の記事はこちら)

設置状況は昼前から日没まで太陽を遮るものがない環境で、パネルには11時ころから日没まで光が当たります。

自作のパワーメータで、インバータからAC側に供給している状況をモニタしたものです。
下の写真は、1日24Hスケールで横5ドットが3Hで右端から0H→24Hです。
10時半ごろから立ち上がり、夕方の5時ころに立ち下がっています。この日は良く晴れていて、320whの電力を供給していました。


006


次の写真は、1か月の状況です。
前日は123wh、月初めから11日までに2.6kwh供給しています。
横1ドットが1日で右端から1日→月末です。
天候で上下しているのが良く解ります。


007

ここまでは順調に来ましたが、この夏を過ぎたあたりから、晴れた日も100wh満たない状況なので、パネルなのかインバータなのか原因を探ることにしました。


ソーラーパネルの発電能力をテストするへつづく

2017/09/25

ソーラーパネルとグリッドタイインバータの設置

今年の3月に出力60Wの小規模なソーラーパネルをベランダの手すり越しに設置しました。
暫く順調に稼働していましたが、8月頃グリッドインバーターの出力がいきなり1/5ほどに低下するようになりました。その顛末です。
まずは設置のところ

001

002

台風に備えて、折りたためるようにも工夫した点です。
001
毎週日曜日になるとホームセンターへ通い、取り付け部が可動できるように工夫したところが最も大変でしたが、これが楽しいところでもありますね。

ソーラーパネルが発電した電力の使い方は、主に次の方法があります。
(1)パワーモジュールへ接続し電力会社へ売電する。

(2)発電電力をバッテリーへ充電(貯める)する。
  (バッテリーから必要に応じて電力を取る。)

(3)グリッドタイインバータを通して家庭の電力線に供給する。

大電力を取り扱う場合(1)、ソーラーライトや外灯などは(2)の方法です。

(3)のグリッドタイインバータは、家庭内に設置する場合例えばAC100Vラインに逆流(重畳)させるため家庭内消費以上の電力を供給してしまうと、宅外に出る恐れがあるし電力会社が認めてくれません。

また、最近電力メーターがスマートメータ(マイコンメータ)に置き換えられていて、これを壊してはマズイ訳で慎重に行う必要があります。
今回は60Wと非力で、家庭内の待機電力程度を賄ってくれる程度なので、試してみることにしました。

この手の商品は、ソーラーパネルも含めて中国製が多く、グリッドタイインバータは中国通販大手のAliExpressから購入しました。

接続は簡単で、ソーラーパネルの出力をグリッドタイインバータへ接続しACコードを接続するだけです。

空が暗いとスリープ状態で、明るくなって来て必要な電力がパネルから供給されてくると、AC側に電力を供給します。
パネルからの電力最大点を自動調整する、MPPTという機能もあるので設定は何もするところはありません。

001
AliExpress : Grid tie inverter

※購入時の注意
商品を選ぶときに注意する点は、AC100V 50-60Hzで使える仕様か、またACプラグも日本仕様かどうかも確認するとよいでしょう。

購入時に、運送方法はいわゆる松竹梅あるがどうするか聞いてきます。
高価だが輸送品質良い、安価だが遅いなど決めますが、普通の一般的なものにします。
ただし、ちゃんと追跡ができるFedexなどを選ぶこと。

輸入になるので、国内に入っても税関を通らないと配達してくれません。
普通なら半日ほどで通過します。
中国現地発送から通常4日~1週間くらいで日本国内の配送に乗ります。


つづく