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2017/10/17

ソーラーパネルの発電能力をテストする(その3)

前回は、ソーラーパネルの負荷を作成しました。

本来なら、晴天で太陽が南中の時に測定できればいいのですが、測定した日の午前は雲が多く、14時頃から16時頃まで晴れた、気温26℃のコンデションでした。

下は、気象庁の過去の気象データから、当日の日照状況です。

日照グラフ




ソーラーパネルからのケーブルを、電子負荷に接続します。

電流を0Aから徐々に流し始め、電圧が5Vに落ちるまで負荷をかけていき、その時々の電流と電圧を記録します。

実際の値は、表のようになりました。


image 

panel_out

青線が電流・電圧、赤線が電力特性です。

測定時の日照では、最大電流は3.4Aでしたが、電圧16.1V・電流2.86Aで最大パワーの46Wを出力していることが解りました。
 

数回測定しましたが、ほぼ15~16Vで最大パワーが出力されていました。

本来なら、パネル仕様上の短絡電流を確認したいところですが、ソース電源自体が電子負荷の電源となっている関係で、5Vで止めています。

以上の結果から、ソーラーパネルからは、ほぼ予想していた電力が取れていることが解りました。

つづく


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