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2018/03/22

Raspberry PiへNUTインストールの補足

前回、NUTのインストールと設定を記事にしましたが、少し補足しておきます。


CyberPower製UPSの国内向け CPJ500 を購入したわけですが、接続するとコンパチブルの CP1500AVR と認識され usbhid-ups と標準のドライバーがセットアップされました。


Debian jessie のためか NUTインストールバージョンは2.7.2(2014/4 リリース)でした。
Debianの最新版stretchなら2.7.4(2016/5 リリース)がインストールされたかもしれません。(この時点で試していません)


この古いバージョンが不具合に影響しているかもしれません。今後確かめてみることにしますが、現状でも対策は可能です。


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当初、設定例を元に標準状態でセットアップ後、半日ほど様子見ると upsc コマンドによるupsデータが見えなくなっています。
/ver/log/sys.log を見ると、 data stale がいっぱい溢れていました

Poll UPS [cyberups@localhost] failed - Data stale


CyberPower 製UPSとの組み合わせで同様な事例が散見され、私の場合は’data stale’でしたが、他に ‘Driver not connected’ などがログで見られるようです。
これらの対策として、試行錯誤の例が幾つかありましたが、次の3点を織り込むことで正常に稼働しています。

この対策は、前回の設定の中に記載しているので、改めて設定する必要はありません。



/etc/nut/ups.conf
        pollinterval = 15
/etc/nut/upsd.users
        MAXAGE = 25
/etc/nut/upsmon.conf 
        DEADTIME = 25

これでもダメなら、syslog を監視して ‘data stale’ があったら、 service を再起動するスクリプトも用意しましたが、今は必要ないようです。

次回は、WebでUPSをモニタ出来るようにします。

end

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